こんにちは。
自閉症と知的障がいのある3歳娘を育てている、一児の母です。
看護大学を首席で卒業し、保健師・看護師の資格を取得。
病院勤務を経て、いまは専業主婦として、幼稚園に通う娘との毎日に向き合っています。
🌸 娘の“最善”を求めて動き続けた日々
娘の発達に気づき始めた頃から、
「どうすることが、この子にとって最善なんだろう?」
そんな思いを胸に、行政の専門職や発達支援センターなど、様々な方に相談を重ねてきました。
しかし現実は、
「結局…どこに、だれに相談すればいいの?」
必要な情報や療育にたどりつくには、親が自分で切り開いていくほかありませんでした。
1歳9ヶ月から療育を開始し、これまでに 7つの療育機関 を経験。
幼稚園入園をきっかけに、教育移住 という大きな選択もしました。
今住んでいる地域では、娘を取り巻く環境の連携や支援が手厚く、
多くの方のまなざしに支えられていることを実感しています。
私自身の心も救われています。
🌼 娘を通して学んだ、大切な視点
① わが子の行動には、必ず「理由」がある。
この視点をもつようになってから、私の中の“苦しさ”が少しずつ軽くなりました。
困った行動に見えても、
「どうしてだろう?」と問い直すことで、心に小さな余裕が生まれます。
その余裕は、わが子を“優しいまなざし”で見つめる力につながります。
子どもはその安心の中で、自分のペースでゆっくり成長していきます。
② 同じ障がいでも、100人いれば100通り。
発達特性 × 個性 × 気質 × 過去の経験 × その日の体調 × 環境…
誰一人として同じではありません。
だから、
「自閉症だから〇〇」
「こうすればうまくいく」
といった単純なものではなく、安易な言葉が親御さん・子どもを傷つけてしまうこともあります。
私は “決めつけないまなざし” を大切にしたいと思っています。
🌷 親御さんを応援したい。その想いでブログを書いています。
子どもの療育の場は増えてきている一方で、
「親をケアしてくれる場所」はまだまだ少ないように感じます。
親が元気で笑っていられること——
それが子どもにとって、何よりの安心につながると思っています。
だからこそ私は、育てにくさの裏側にある
“その子なりの理由” と “関わり方” を一緒に見つけ、
親御さんに少しでも気持ちの余裕を届けたい。
このブログでは、娘の実例をもとに、
気になる 「行動の意味」 と 「関わり方」 を、
脳機能の視点をそっと添えながら、分かりやすくお伝えします。
ほんの少しでも、あなたとお子さんの毎日をそっと支えられたら嬉しいです。
🌈お子さんの行動を理解するための“土台”と、どんな特性があってもわが子はゆっくり確かに伸びていくという“希望”を、看板記事にまとめました。まずこちらを読んでいただくと、このブログ全体の視点がつかみやすくなると思います。
どうぞよろしくお願いします。
